こんにちは。

スピリチュアルライフコーチ／パワーストーンサイキックリーダー

生きづらさ解消コンサルタントのマセミユリです。

 

私には弟がいます。

私は小さい頃から勉強が大好きでしたが弟は勉強は苦手。

弟はスポーツが得意ですが私はスポーツには苦手意識がありました。

 

勉強が好きで、小さい頃は専門職につくのが夢だった私は

両親も進学しなかった大学進学を目指し、東京の大学へ進学しました。

弟はそんな私に対して劣等感を抱いていたように思います。

そして私はそんな弟に対して、親に私にばかりお金をかけさせてしまい

（女の子が田舎から東京の私立大学へ進学、しかも一人暮らしだったので）

申し訳ないという気持ちをずっと抱いていました。

経済的な理由を気にして、弟は希望していた大学進学を諦めていたからです。

私のせいで弟は自分の人生の選択肢を狭めてしまった。

そういう負い目の気持ちを割と最近まで持っていました。

弟は高校を卒業してから就職しました。

日本では高卒と大卒にはキャリアパスや処遇の差が大きいケースが殆どです。

その事実も輪をかけて弟への申し訳なさという気持ちにつながっていました。

 

そしてその気持ちはいつの間にか、

「私は弟と能力差をつけてはいけない、稼いでしまってはいけない」

という無意識の観念を抱くようになっていきました。

ある種の「幸せになってはいけない」という観念を持つようになっていたのです。

 

ライフコーチの勉強を始めてから、この「観念」のややこしさ（笑）を知り

自分の中に潜んでいる様々な観念に気がつくようになりました。

観念は、自分の思い込みです。

ですから必ずしも世間一般の常識とは限らず、また書き換えが可能です。

 

私はこの弟への気持ち（観念）をもう一度振り返ってみました。

弟だったら、私のことをどう思うか。

これもたった一つの正解があるものではないのでいろんな考え方があります。

そんな視点で色々と別の考え方を巡らせていた時に、

「お金かけてもらったんだったら元取るくらい稼げよ！怒」

って思ってる可能性もあるよね…！？と気がついたのです。

 

なーんだ、だったらガッツリ仕事すればいいか！

そりゃそうだよね、今の私は費用対効果が悪過ぎる！

頭を後ろからパコーン！と殴られたような感覚でした。

そして、別に私の年収なんて言わなければ分からないわけです（笑）

今までの私は一体何を気にしてたんだろう…。

そう思うとなんだか馬鹿らしく思えてきました。

そして気持ちはスッキリ！

じゃあ、これからどうやって能力をつけて稼いでいくか、

その方向に考えが及ぶようになっていきました。

 

弟からしたら、自分を理由に勝手にそんなこと思われてたら迷惑だと思います（苦笑）

これもある意味で被害者意識です。

弟がいるから私は稼いではいけないって、なんだそりゃ。

被害者意識を持ったままで、人は幸せにはなれません。

そしてもし仮に、弟が私を見て僻んでいる事実があるとしたら、

それは弟自身の観念の課題であり、私の課題とは全く別物なのです。

 

私たちがこの地球で生きる目的は、人生の（魂の）目的を果たすこと。

目的を果たすための大前提は、自分らしさを隠さずに生きることです。

だから、得意なこと、好きなことは思う存分表現しても何も問題はありません。

もし何か思うようにいかないことや遠慮していることがあなたにもあれば、

ぜひ「これって単なる思い込みなのかも」と自分の観念を一度疑ってみてください。

そうすると潜在意識に隠れていたブロックが外れ、

新たな観念に書き換えることもできるようになります。

 

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