なぜ、人事×スピリチュアル?
私は一社会人として、15年超の企業人事経験を持っています。
そして仕事をきっかけに、うつ病に罹患しました。
大学卒業後、新卒で入社した会社で配属されたのが人事部でした。
同期入社の仲間からしたら珍しかったようですが自分自身の希望配属。
客観的に人と関わることに興味がありました。
人事という仕事は、会社で働く従業員個人をケアする仕事もありますが
経営方針に則ってどう組織戦略・人材戦略を実現させ企業の利益に貢献するかがミッション。
個人を見つつも、同時に組織の最適を見るという両方の視点が求められます。
詳細はプロフィールページに書いていく予定ですが、
私はこの人事の仕事、そして自分自身のうつ病の経験をきっかけに
カウンセリングやコーチングを学ぶことになり、
また思いがけず採用の仕事に10年超、携わることになりました。
採用という仕事は、企業が欲しい(優秀な)人材を選考を通じて見極める仕事。
入社後本当に活躍できるのか、その後のフォローやモニタリングも必要です。
またカウンセリングなどのコミュニケーションスキルを学んだことから
社員面談も数多く経験するようになりました。
結果的にこれらの経験が、スピリチュアルな気づき、
そしてライフコーチへつながる入口になっていきました。
生きづらさを抱えて生きる私達
この世界では、一定の年齢になると社会に出て働くことが必要になります。
特に日本では学生時代に十分なキャリア教育がなされる機会が少なく、
就職活動では「有名だから」「安定しているから」「親が勧めるから」
と言った軸で会社を選んでいる人が多いように見受けられます。
就職も、結婚も、世の中がこう言っているからと、どこか本当の自分に蓋をして
こういうものなのだと割り切って「大人になる」ことを選択していく、
そう自覚している人も、少なくないのではないでしょうか。
人事としてこれまで、たくさんの従業員の話を聞いてきました。
その中で強烈に感じたことは、多くの人が生きづらさを抱え、
どうにか折り合いをつけようとして日々を生きているということでした。
しかしその生きづらさの原因を自覚できている人はごく僅か。
(それが生きづらさにつながっていると自覚できている人も少ないです)
原因が分からないゆえに、本来持っているその人の良さや持ち味を発揮できず
うまくいかないループから抜け出せない人をたくさん見てきました。
冒頭に言ったように、私は企業で働く人事なので
組織最適から人材を考えるという視点を持って仕事をすることが求められます。
そうすると、ローパフォーマーは企業にとって極端に言えば不要な人材です。
しかしそう評価されている人の大半が、寧ろ一生懸命に仕事しようと努力している人達。
その事実に気づいてから、私は企業人事という役割・枠組みを超えて
表面ではなく人の根本的な部分に触れる支援をしたいという思いが
日に日に、強くなっていきました。
かつては私も、他人軸で物事を選択・判断し、他人の目を気にして生きる自分が
私という人格を構成する要素の8割を満たすような、生きづらさを抱えた人間でした。
だからうつ病になり、長らく自分と向き合う時間が必要になりました。
とても時間はかかったものの、そのおかげで自分自身と徹底的に向き合い
玉ねぎの皮を剥いていくように、抱えていた生きづらさの観念を
少しずつ取り除くことができるようになっていったのです。
この経験は私にとって、大きな転換点となりました。
人事経験者だから、できること
当時は大した動機があったわけではなく、
何となく客観的に人と関わりたいというだけで人事という仕事を選びましたが
その結果、私は自分の人生で心からやりたいことに出会いました。
何とも不思議な導きです。
ここに辿り着くまで、経験したくない出来事もたくさんありました。
しかし今までの経験全てに意味があり一本につながっていたことに気がついた時、
この経験、この気づきを皆さんにも体験して欲しいと思うようになりました。
これまで、計4社の様々な業態の企業で働いてきた人事経験も糧に、
自分らしく働きたい、どんな時も自分らしくありたいと願う方を
全力で支援していきたいと思っています。
客観的に人と関わってきた経験が豊富だからこそ、
冷静かつバランスの良いアドバイスやフィードバックを得意としています。
大丈夫。人は決意したら変わっていくことができます。
ぜひ自分に人生を変えるGOサインを出してあげてください。
私がその伴走者としてあなたをサポートできるのであれば、この上ない喜びです。
マセミユリ